会社概要

Canaan(カナン)は半導体技術に強みを持つ、世界第2位のビットコイン採掘機メーカーです。
ASICタイプの仮想通貨マイニングマシンを世界で初めて開発しました。

最大の強みは高性能で電力効率に優れた半導体設計技術です。
仮想通貨マイニング用ASICとAI/IoT向けSoCの開発に注力しています。
現在は売上のほぼすべてが仮想通貨分野ですが、将来的には仮想通貨分野とAI分野の売上比率を半々にすることを目指しています。

沿革

2013年、創業
Beijing Canaan Creative Information Technology Co., Ltd.(北京嘉楠捷思信息技术有限公司)として創業開始。

2015年、社名変更
Hangzhou Canaan Creative Information Technology Co., Ltd.(杭州嘉楠耘智信息科技有限公司)へ社名変更。

2018年2月〜4月、ホールディングス化
・持株会社としてCanaan Cayman Holdings Ltd.を設立。
 同年4月、Canaan Inc.(嘉楠科技)へ社名変更。
・中間持株会社としてCanaan Creative (HK) Holdings Limited(嘉楠科技(香港)有限公司)を設立。
 
2019年11月、米NASDAQ上場
11月21日に米NASDAQに上場。銘柄コード(Ticker Symbol)はCAN。

過去の上場申請

2016年6月、深セン証券取引所のGEM(新興市場)上場企業「LYT Electric(鲁亿通)」が30.6億元で嘉楠耘智を買収すると発表。裏口上場だと判断され、撤回。
2017年8月、中国のベンチャー向け株式市場「新三板(NEEQ)」へ上場申請。中断。
2018年5月、香港証券取引所へ上場申請。中断。

製品ラインナップ

仮想通貨マイニングマシン「AvalonMiner」

量産モデル

  • 2013年1月、世界初のASIC型採掘機「Avalon」開発。ASICはTSMC 110nmプロセス。
  • 2015年11月、28nmプロセスASIC搭載の「A6」発売。
  • 2016年11月、第1世代16nmプロセスASIC搭載の「A721」発売。
  • 2018年1月、第2世代16nmプロセスASIC搭載の「A821」発売。
  • 2018年7月、第3世代16nmプロセスASIC搭載の「A851」発売。
  • 2018年8月、TSMC 第1世代7nmプロセスASIC搭載の「A921」発売。
  • 2019年4月、第4世代16nmプロセスASIC搭載の「A1047」発売。
  • 2019年9月、(Samsung) 第1世代8nmプロセスASIC搭載の「A1146」発売。

開発モデル

  • 2020年Q2、(Samsung 第3世代)14nmプロセスASIC搭載機を発売予定。
  • 2020年2月、(Samsung)第2世代8nmプロセスASICの設計完了。
  • TSMC 5nmプロセスASICを開発中(一部報道では20年Q1リリース予定)

AI/IoT用SoC「Kendryte」

K210

K210は、RISC-VコアとAIアクセラレータを搭載したSoCです。
エッジAI/IoTデバイスにおけるRISC-V実用化の先駆け(商業ベースで世界初)です。
・2018年9月発表、2018年Q4量産開始。
・TSMC 28nmプロセス。
[email protected](米調査会社フロスト&サリバン調べ)
Kendryte K210データシート 日本語版

K510

K210後継のK510を開発中です。
処理能力と電力効率が大幅に強化される予定です。
Kendryteの第2世代AIチップ「K510」は20年上期に量産予定

参考:NASDAQ上場目論見書(2019/11/20付)